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居酒屋とラーメン(二郎)が多めの雑記ブログ

高尚な油そばみたいな、煮干しパスタを食べてきた(sisi煮干啖/パスタ/中央区日本橋)

煮干しはラーメンのためあらず

ラーメンばっかり煮干しを使っていませんか。

何かと話題のこちらのお店。
煮干し界隈、ニボシーンとでも言うのだろうか、
その2018年を間違いなく席巻したお店であろう。

その妙はラーメンではなく、
パスタに煮干しを使用していること。

煮干し出汁はあっても、煮干し料理は?と言われると、
まず思いつくのがラーメンであろう。
凪とか伊吹とか、伊藤とか・・・。
我が物顔でラーメンが煮干しを使っていると言っても過言ではない。

その現状に一石を投じたと言えるのが、こちらの煮干しパスタ。

日ハムのようにウルトラスーパーミーハーな僕としては、
是非行きたいと思っていたので、訪問することに。
ちなみにお昼しかやっていないので要注意や!!(彦一風)。

スタンダードなにぼたんを購入

当日は平日11時過ぎに入店。
時間も時間なので客は2~3人。
おしゃれな雰囲気、内装なこともありいずれも女性。

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場違い・・・!と思いつつ、にぼたん中を購入。
あとで食べログを見直すと、結構みんなにぼしスープの「にぼすい」を
購入しており、食後に後悔したので、気になる方は買った方が良い。
彦一なら要チェックしていたはずや。

にぼたんが10分くらいで着丼?着皿?着煮干し?する。

いろーんな味がします

トッピングは刻んだ紫タマネギ、海苔、ハムみたいなチャーシュー、ウズラの卵。
麺は太麺で煮干しの粉が存分に絡んでいる。
ビジュアルはあんまりこう・・・なんというかこう・・・

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とにかく、ねるねるねるねばりに混ぜた後、1口ぱくー。
まず何よりも感じたのが、太麺のもっちり感。食べ応えがあるねえ。
肝心の味は、煮干しを感じつつ、その後に軽くバターの風味からの柑橘系の味。
いろんな味がする・・・という小学生低学年並みの感想。
でも食べやすくてちゅるちゅる食べ進む。
チューシューもラーメンのものとは全然違って、本当にハムみたい。
タマネギの食感もアクセントになって面白い。

 

途中で卓上の煮干しも食べることで、
気分は煮干しマシマシ、カルシウムマシマシ。
また、味変を求めて、卓上の自家製唐辛子オイルをかけていただけば、
味に辛みがでて、また違う料理に。

 

洗練されたこの味は、高尚な油そばのようだった。

全体的な感想としては、油そばに近いイメージ。それもとびきり上品な。
油そばというと、ジャンク感満載、寿命を縮めながら食べるようなイメージだが、
こちらはむしろ延命しそうな、高尚な味であった。

 

彦一が食べていたら間違いなく、アンビリーバブルや・・・と言っていたはず。
にぼすい、ぺぺたん(ペペロンチーノ風)も気になるので、
海原雄山のように味覚を鋭くしてから、再訪予定。

 

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