男の欲望、締めの一杯を堪能(博多 一風堂 池袋店/ラーメン/豊島区池袋)
男が抗うことができないことはたくさんある。
女性への目線、上司の命令、髪の毛の後退・・・そして締めのラーメンであろう。
別に食べなくてもいいのに、というか食べると後悔することは分かっているのに、
ついつい食べてしまう。
次の日に胃もたれになることも分かっていながらラーメンを腹に納めずにはいられない。
男の本能であろう。お腹が叫びたがっているんだ。
この日は東池袋「ひ暮らし」で飲んだ後の締めの一杯。
女性陣もいたが誘っても当然来ず。
まあ締めのラーメンに行くと、えてしてむっさいリーマンたちが
上司の悪口でもいいながらラーメンを啜っている異様な雰囲気なので、
女性陣も別に来たいわけがなかろう。
「男には 自分の世界があるたとえるなら 締めに使う場末のラーメン屋」
(ルパンルパ~ン。誰がどう考えてもルパンザサードには聞こえない。)
さて問題はどの店で締めるか。
池袋西口ならば「土佐っ子ラーメン」一択なのだが、いかんせん東口。
余談だが飲んだ後(かなり酔ってる時)の土佐っ子ラーメンは本当にうまい。
背脂チャッチャ系ラーメンだけどしつこくないし。
無敵家とか屯ちんは混んでるし、二郎なんてとても食えない。
というかあっさり目に食べたいな、と思っていたら、友達から「一風堂」の提案が。
おまえは諸葛亮孔明か。流れ星が落ちたら死ぬのか。
生きているかのような像を作っといて、攻めてきた誰かを驚かせとくよ。
という訳で一風堂の池袋店へ。東口近くだし、帰り道にちょうどよい。
男塾みたいな男の世界を期待していたが、入店してみるとスタイリッシュ。
どうも最近リニューアルしたみたい。うちのオフィスの300倍きれい。
夜の10時ぐらいの入店だったが、まあまあすいていた。
翌日も仕事だし、そらこんな時間には来ないわな。
メニューを見ると、赤と白しか食べたことないが、いろいろあるなー。
麺の代わりに豆腐を使ったメニューもある。ラーメンではなくラー豆腐。
ただ、締めの一杯に小細工はいらない。
ということで、赤を注文。
白に辛味噌と醤油味がはいったものだが、
酔っている自分にはそれぐらいがつんとくるものがいい。
注文して5分ぐらいで来たかな。
豚骨スープの上にはマー油や
豚バラチャーシュー・きくらげ・ネギ。そして赤味噌が鎮座している。
まずはスープから。
ザ・豚骨。王道。定番。king of 豚骨。臭みのない食べやすい豚骨。
赤味噌をスープに溶かすと辛みもでて、また美味しい。
さらには、にんにく、胡麻、紅生姜、辛子高菜、もやしナムル、ブラックペッパーを
載せながら味変を楽しむ。七変化やんけ。ガキ使にでも出るのか。
すでにわりと満腹ながら、美味しく完食
でもさすがに替え玉を食う余力はなかったため、一玉で終了。
気になるのは、ラーメンとしては割高の850円。
替え玉が130円だからそこまで食うと1,000円近く。
ちょっと割高なのと、
豚骨のがつんとした感じがもう少し欲しかったかな、というのが本音。
でもアクセスがいいのと絶対大きなはずれはしない安心感があるのはいいね。