結婚式よりも思い出に残る家系ラーメン総本山(家系総本山 吉村家/ラーメン/横浜市西区)
横浜で結婚式があった。
結婚式で食べる物は基本的にとても美味しい物ばかりだが、洋風でどうにもこじゃれたものばかり・・・。
前菜があり、ポタージュとかを飲んで、パンも食べつつステーキにフォアグラを乗せて食べて最後は甘いデザートで締める。
内輪で二次会もしたが、これまたこじゃれたパブで・・・。
違う。生きるか死ぬかを賭けて何かを食したいんだ。
そう思っていたら横浜なら・・・県民食なのか市民食なのか、家系ラーメンがあるじゃないか!
それもせっかく行くなら・・・大将の首だ!
というわけで吉村家へ。
土曜日の19時半ぐらいに着いたが、前には30人くらいはいただろうか。
コスモワールドに対抗できる立派なアトラクション。
雨が降っていた中、ぎりぎりテント内に並べた。
引き出物を持って並ぶ輩など僕ぐらいだろうと、ちょっと猛者感を出そうとしたら、並んでいる列に2人もいて普通にびびった。
多分俺と同じだめな人たち笑
↑盛況な店内
↑やる気にあふれた玄関マット
それでも回転は早く、並んでから40分ぐらいで着席。
↑座席から見る店内
注文はラーメン単品だが、当然中身は早死に三段活用「硬め濃いめ多め」。
俺、子供ができたら、早口言葉として「生麦生米生卵」とセットで「硬め濃いめ多め」を覚えさせるんだ・・・。
そうしてようやく着丼。
家系ラーメン自体は水道橋「田中」、横浜「寿々喜家」ぐらいしか思い出に残っているラーメンはないが、
やっぱり王道の見た目をしているね。
それでは1口ずるー。
Oh・・・
君がいないと 僕は本当に困る
つまりそういうことだ 醤油はぼくのともだち(平井堅/きみは友達)
ああ、醤油くんよ。なんて激しい主張をしてくるんだい。
今まで食したどの家系ラーメンよりも醤油のエッジが立っている。
戦闘民族かい?醤油の戦闘力は53万状態だよ。
でもここにすりおろしニンニクとガーリックチップスを足して濃さをより高めたら、俺の求めていたパンチが効いた料理。
もうこれエスニック料理だろ。
ほうれん草も海苔もチャーシューもスープに付けて食べれば、ガツン、とみか・・・醤油。
でもフォアグラにステーキを乗せた料理よりは食が進む進む。
濃い味というか塩分が効いた料理が好きな人ならまず間違いなく気に入る。
醤油がきつくなった終盤はショウガも入れて味変しつつちゅるりと完食。
家系総本山恐れ入った。
大将に返り討ちにあったと言ってもいい。まだ俺に1000人将は早いようだ。
次回は万全な状態でごはんとかも味わいつつ食べたい。