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秋だから千葉でサツマイモを掘ってきた!③(クルーザー編)

旅の①はこちら。 

旅の② はこちら。

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2日目。 

 

僕の出身は埼玉県民である。
埼玉は首都圏でありながら、緑豊かである。
秩父の山々とか、その辺に田畑もたくさんあるし、狭山にいけば茶畑もある。
大学時代の友達が埼玉の地元に遊びに来たときには、
「戦前?」とまで言いやがったこともある。許さないぞT君よ。

 

そんな埼玉県の自然において、唯一の弱点なのは、海がないこと。
海に対する憧れというか嫉妬心というか、複雑な感情は言葉には出来ない。
いや本当は何も思ってないけど。

 

ただ、埼玉千葉論争でも海のあるなしなんてことも出てくることもあり、
いっちょ千葉の海、房総の海を味わいたい。

 

房総の海を手っ取り早く味わうならアレしかないでしょ、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


当然クルーザーの試運転だよね!!

釣りとか考えてしまった人はむしろ釣られたね。

 

というわけで、2日目は房総は勝浦でクルーザー運転体験。

じゃらんを使ってWith‐Ocean(ウィズオーシャン)という会社に予約しておいた。

 


1日目はあびるゆうに、いやあびるように飲んでwii sportsしていたけど、無事に起床。

とりあえず朝飯をと思ったが、残っているのはひたすらにサツマイモ・・・。
自動運転とかIOTとか言う前に、サツマイモの味を変えるテクノロジーを開発してほしいんだが。
頑張れアップル。俺が開発して、アップル純正商品として「i sweet potato」と名付けて売ってやろうか。

 

とりあえず朝飯として、昨日の写真にはなかったサツマイモご飯をアレンジすることに。
サツマイモご飯自体は、アラサーにして今まで一度もご飯を炊いたことがないという、天然記念物みたいな友達が作った。
おまえは「イリオモテヤマネコ」か?「コウノトリ」か?「トキ」か?「ジャキ」か?兄より優れた弟など存在しねぇ!!

 

案の定失敗してくそまず。もちゃもちゃしていた。Mocha。猫カフェではない。

とりあえずサツマイモの甘さを飛ばすために、これをチキンライスとチャーハン風に違う友達が作り直した!
見た目はいけるやん。

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1口ぱくー。
口の中に広がる芳醇なハチミツのような味。
鼻まで抜けていくサツマイモ感。
ああ、つまり甘い。
サツマイモ vs ケチャップもサツマイモ vs 醤油もいずれもサツマイモが王座防衛。
ヒョードルのような強さだぜ。
とはいえ食料がこれしかないので食らう。、これが3食続いたら発狂する自信がある。

 

朝飯を食べたので、片付けをして速やかにチェックアウト。
本当に綺麗で広くて何でもあってお手頃で素敵なコテージだった。
また料理ネタがあれば来るよ「Tea Trees」。

 

待ってろよ「with-ocean」。というわけで勝浦まで移動。
館山から1時間ちょっとで着いたかな。

 

「with-ocean」の所在地まで行こうとしたら
途中で集合場所は「勝浦マリンハーバー」ということに気づく。
いや陸地集合はおかしいと思ったんだよ。

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勝浦マリンハーバーに船はたくさんあるが、どれが今回乗るクルーザーかは不明。
電話したら今向かっているとのことなので、海を見ながら待つ。
海のバカヤローとでも叫んで待ってようか。と思っていたら軽トラで颯爽とご高齢の夫婦がいらっしゃる。

 

歳は召されているが、元気そうな海の夫婦という感じ。
元気な挨拶と軽く話すだけで分かる、絶対いい人たち。
ちなみにお二人は「with-ocean」の人ではなく、お願いされて手伝っているとのこと。
「with-ocean」の船自体は釣りがメインだし、一日何回も出るのは体力的にきついこともあってと。

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お二人に招かれて、早速クルーザーへ。
まずは名簿に名前や住所などを記入する。死んだときに連絡が着くようにとのことだが、船ごと名簿も沈没したらどないするんだろ。コピーとかを陸地に置いていくのかな。
そんなことを考えながら救命胴衣を装着。あとは発進だー!

 

発進したらそれはそれは揺れる。ゆれる。主演オダギリジョー
でもご夫婦曰く、年に何回もない波が落ち着いている日とのこと。
海の揺れってすげーんだな。

 

基本はおじいちゃんの方が2階で運転。
5人なので、2人と3人に別れて、一方は2階の操縦席でおじいちゃんと戯れ、
一方は下でおばあちゃんと戯れ。

↓クルーザー2階

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まずは2階で運転を見学。
車のようにペダルは特になく、ギアのDとNとRのみで勝負するようだ。
おじいちゃん曰く、全てが道なので、運転は車より楽とのこと。
魚群レーダーもあるので、今は魚の上ということを教えてくれたりもする。

勝浦の海を猛スピードで進んでいる感がすごいが、実際は40km/hぐらい。
165km/hぐらいに感じていた。

↓クルーザーの海しぶき

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↓クルーザーから海を見る

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観光案内としてあの崖は○○とかいろいろ教えてくれたが、全く覚えていない。早さに脅えていたから。
でも徳川家康の側室がサラシを使って逃げたとされる崖とか、水中に建物が伸びている海中展望塔があったのは覚えている。
それよりも小さなボートからはじまり、何台も乗り換えて今のクルーザーになったという話が強烈すぎて・・・リアルわらしべ物語。

 

そんな話をしているといよいよ試運転。
そういえば免許とか何もいらないのだろうか。こんな公に予約できるんだから多分大丈夫だよね。
とにかくドキがムネムネ。トンキンがムネリン。
代わる代わるやったけど、まずみんな発進が下手だね。いきなりスピードが出すぎて怖い。
まあ大谷翔平ですら立ち上がりが悪いんだからしょうがない。

しかし運転は車の進行とは全然違う。波とかうねりとか風を感じながら走るし、真っ直ぐにはなかなか行かない。
なんとか舵を切りつつ真っ直ぐに進む。

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sailing day 舵を取れ 免許を待たないで 帆を張った 初心者クルーザー。懐かしいぜbump。

でもでも爽快感がたまらない。なぜなら行き先の全てが道。360°見渡す限りが航路だ!

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行き先が無限大、な夢の後のー何もない世の中じゃなく、海がある。早すぎるぜ和田光司

 

一人あたり試運転は5分間ぐらい。
全体を通しては一時間程度かな。
みんな大満足。人も海も本当によかった。
ペーパードライバーの友達の運転を、車より先にクルーザーで見るとは思わなかったけど。

 

これで一人2,160円なんだからコスパのいい体験だと思う。
釣りとか船上BBQもやっているそうなので、そちらも是非やってみたい。

 

この後は、おばあちゃんに教えてもらった「かくい」でお昼。
こちらの店の海鮮もまた絶品だった。記事はこちら。

hamu-teru.hatenablog.com

 

これで1泊2日の芋掘り旅行は終了。
濃密で意味不明な旅行ができた。
観光とかもいいけど、観るだけでなく何かをするというのは非常にいいものだ。
次回は正月の凧上げと羽子板の予定。

 

ちなみにさつまいもが余ったのでスイートポテトを作ってもらった。
さつまいもはもうしばらくいらないと思っていたが、食べたら食べたで美味い。

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次回はサツマイモの作付けから始めるのもありだな・・・。