鶯谷ならではのイベントに出会える食堂(信濃路/居酒屋・食堂/台東区根岸)
古き良き素晴らしきディープなお店
ラブホテル沿いに現れたアジのあるお店
友達と鶯谷で2軒目を探しているときに訪問。
あんまり男二人で歩いていると、変な見られ方をしそうなので、
早くお店に入りたいと思っているときに、たまたま見つけた。
名前からして信濃に続く路沿いにでもありそうなものだが、
実際はラブホテル沿いにあるお店。
そういう意味では、名前がラブホテル路でもいいのでは(暴論)。
店に入った瞬間に後ずさりを感じるほどの店内の雰囲気。
平成も終わろうとしているのに、昭和半ばみたいな・・・。
どちらかというと居酒屋よりも昭和食堂に近いかな。
というか24時間営業だし、食堂なのだろう。
というか壁によくもまあこれだけメニューを載せられたよ。
今までいった店で一番料理が多いかも。
でもこういうお店って大抵アジがあるから大丈夫なはず。
注文の仕方もいい意味で適当
土曜日の夜10時ぐらいだったが、店内は閑散としている。
店員はがちゃがちゃとカウンター越しに
何か作業をしているので、こちらには気づかない。
なので勝手に入って座っていると、この店に通い詰めて30年みたいな常連さんが、
自分のオーダーをカウンターに向けて、大声で頼んでいる。
店員はそれに適当に応えて、カウンター越しに料理を出す。
基本はカウンターから自分でとっていくスタイル。
ゆるい。
嫌いじゃない。
好き。
料理もお酒もこれでいいんだよ感
というわけで、ニラ玉と鶏肉のピリ辛ソースみたいなの注文。
決して手放しで美味しいとは言えるものではないのだが、
これくらいがいいんだよ、と納得してしまう味。
銀色の皿にのせて提供してくるのも、嫌いじゃない。好き。
飲み物は赤玉パンチとレモンサワー。
最近赤玉パンチも流行っているよね。
これもまた昭和の味として好き。
昭和の記憶はほとんどないけど。
カウンター越しに出される原液とハイサワーの瓶。
ハイサワーもチープでよろしくってよ。
鶯谷っぽいイベントも出会える
ディープだなーと思ったのは、
トイレ行った時に聞こえてくるライブハウス?からのシャウト。
デスメタルを聴きながら用を足す。昭和から地獄へ。
あと、後ろに座っていた女性二人と男一人組は、
会話からして女性側はそういうクラブの女王様のようだ。
鞭の話とかしてる・・・。
よくわからんけど鶯谷だもんなで、納得してしまう。
これらも酒の肴としつつ、鶯谷の夜は更けていった。