酒と旅と漫画と日ハム

居酒屋とラーメン(二郎)が多めの雑記ブログ

新年から川越二郎で麺の暴力を味わう(ラーメン二郎 川越店/二郎/川越市 )

麺少な目にしたにも関わらず、多すぎてちびるかと思った

地元・川越へ帰省

年末年始と言えば地元への帰省。
久しぶりに家族の顔を眺め、地元の友達と旧交を温める。
正月気分を十分に堪能した。

しかしそれはあくまでも、帰省の主たる目的ではない。
帰省の真の目的は
地元川越のあけおめ二郎。
1/2から店をやっているというのだから、
地元に帰らない年もある僕も、ついつい帰省してしまった。
帰りたくなったよ 二郎がある街へ・・・
っていきものがかりの歌にもあったような。

ってか地元に二郎があるってすごいよね。勲章だよね。
自分の街にそれだけで付加価値がつくよね。
と地元の友達に熱弁したら汚いものを見る目で見られてすごく悲しかった。
いつか絶対食らわしてやる。

店内はなかなかピリついていた

悲しみの気持ちを抱えつつ、
1/3の14時前に訪問。
外待ちは3人、
中待ちが7人ぐらい?だった。
回転も速く、10分も立たず店に入店。 

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関内で修行した方が店主ということで、
関内譲りの汁無しも
気になるところだが、
ここはオーソドックスに小を購入。

三が日から二郎に来るならば
よっぽどの猛者だらけだろうと、
中待ちの時に客を眺めていると、
意外にカップルとか、
女性2人組、大学生ぐらい3人組とかが普通にいる。
いや、そういう方が食べるのは
全然いいことだと思うのだが、
オーダーの時にまごついて、
助手さんがイライラしていたので、
空気がぴりっとしていた。
三が日から会社を思い出すような雰囲気に、胃がきりきりしそうだったぜ。
とはいっても完全に箸を止めて
死んだ魚の目をした青年や、
2/3ぐらい残して
そそくさと帰る客もいたので、
お店側もあれであれだったのかも。

 

暴力的な麺の量

麺の量が多いのは確認済みだったので、注文は麺少なめ。
周りはみんな小だった。
そしてオーダーは野菜少なめ、ニンニク、アブラ。
二郎で食う野菜など飾りです。
ジロリアンにはそれが分からんのです。
そして着丼。
入店後15分ぐらいだったから、回転速い。

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受け取ってフォルムを眺めると、麺がスープから溢れている。
嫌な予感しかしないが、麺が片側に寄っているだけだと自分に言い聞かせる。

まずは野菜を少量食べ、
天地返しをしようと
丼に箸を入れたその瞬間、
全てを悟る。
麺が多い。
死ぬほど多い。
尋常じゃなく多い。

 

あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ。
「おれは 川越二郎で 
 小麺少なめを注文したと思ったら 
 いつのまにかものすごい麺量だった」
な・・・なにをいっているのか 
わからねーと思うが 
俺も何をされたのか 
わからなかった。
頭がどうにかなりそうだった 
野菜マシマシだとか豚Wだとか
そんなちゃちなもんじゃあ 
断じてねえ 
もっと恐ろしい物の片鱗を 
味わったぜ・・・

 

いや、最近行っためじろ台・荻窪・池袋の小よりも多いと思ったよ。
ポルナレフもそりゃあびっくりするよ。

 

とにかく食い始める。

 

あれ、思ってたのと違う

麺はストレートでもちもちというか、ちょっとデロ気味。
暴力的に多い。好みではない。

スープは乳化してはいない?
薄味というかカネシの味がちょろっと最後にするぐらい。
カラメにすればよかった。
好みではない。

豚は極厚が2枚。
いずれもパッサパサ。
歯に挟まりまくる。
好みではない。

気合いと根性と
ガッツと気持ちで全部食べたが、
特筆すべき点はなかった。
地元の二郎がこれでは、
友達を連れてくることも出来ないので、
ブレていたと言っておくれ。。。

出口に
「帰宅途中にリバースされた方は自分で
 片付けてください」
という張り紙があったのは、
この麺量にやられた戦士たちがやらかしたんだろう。

川越や ジロリアンどもが 夢の跡 (松尾はむてる)

 

しばらく二郎は懲りたので、次は平成最後の二郎を数ヶ月後に食おうかな。

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西海岸の味がしたハンバーガー(CRUZ BURGERS & CRAFT BEERS/ハンバーガー・クラフトビール/新宿区四谷)

ロサンゼルスを味わえるハンバーガー屋

名店Fire Houseで修行したという店

11月はアイコウシャに行ったが、
ハンバーガー発作がまた起きたので、
どこか行きたいなと探していたら
見つかったのが、こちらのお店。

↓アイコウシャの記事はこちら

www.nichi-hamuteru.com
なんでもFire Houseで
6年も修行したお店とのこと。
個人的No.1バーガーの
Fire House出身なら、
まず間違いなく美味しいだろうと思い、
訪問することに。

 

ハンバーガー屋って夜すいていることが多い

平日夜の7時に行ったが、
客席には誰もいなかった。

Fire Houseも夜は割と
すいていることが多いのは、
ハンバーガーはお昼に食べる物だという意識が日本人にはあるのだろうか。
事実、お昼はこちらのお店は行列必至のお店らしいし。
ディナーとしてはハンバーガーでも全然いいと思うんだけどな。
夜のラーメンはありで、
ハンバーガーがだめな理由とは・・・。

 

男は黙って、ベーコンチーズバーガー

お店の内装は瓶ビールがたくさん並んでいて、楽しい雰囲気。
西海岸がモチーフのお店らしく、
西海岸はおろか、
アメリカにすら上陸したことはないが、西海岸っ気は伝わる。
Bigになったら待ってろよ、ロサンゼルス。

 

注文はベーコンチーズバーガー。
ここは挽肉ではなくハンドチョップで
ハンバーグを形成していることが
売りらしいが、それだけなくベーコンも
自家製とのことだったので、
そちらも堪能できるように。
あとはオニオンリング。
ハンバーガーのサイドディッシュとして、こいつは個人的に欠かせない。

 

アメリカのクラフトビールがたっくさん

飲み物はおすすめのクラフトビール、
スカルピンIPAをチョイス。
アメリカのクラフトビールが
たくさんあって、そういう意味では
マニア垂涎のお店だろう。

ハンバーガーというアメリカの料理には、
アメリカの飲み物が当然にマッチするはずだ。
といってもクラフトビールなんて
よなよなエールぐらいしか
分からないけども・・・。

 

まずはビール。
フルーティーというのか、
西海岸が目の前に広がるようなお味。
パツキン美女と
このビールをはべらかせて、
オープンカーで西海岸を走っている自分が見えた。
そしてちょっと遅れてオニオンリング。

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こいつはいつだって良い仕事をしてくれる。
飯山の守備のような安定感よ。

肉感MAXのハンバーガー

そうしてようやくハンバーガー。
CRUZと書かれたおしゃれな皿に
のっぽなバーガーとワッフルポテト。

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潰して召し上がりくださいということで、潰して紙袋、1口がぶー。。
パンズは外側はカリッと香ばしいが、
潰してもなお、中は柔らかい。
肉は本当に肉。
これがハンドチョップの実力。
憎々しいほど肉々しい(すみません)。
ベーコンもすごいボリュームに、
家では絶対作れないような濃厚なお味。
レタスも多めでしゃっきり感があるのもポイント高い。
チーズはあんまり印象にないなあ。

 

食べ進めながら
ワッフルポテトもいただく。
珍しいけど、ほくほくでたまにはこういうのもあり。
想像するようなハンバーガー付け合わせの
ポテトよりも優しいというか食べやすい味だった。

ベーコンチーズバーガー、
オニオンリング、ビールと
多いかなと思ったけど、
気になることもなく完食。
これも美味しいからだろう。

Fire Houseよりも更に肉感バーガー、とても美味しかった。
東京の西海岸、四谷に行ったときには是非寄りたいお店である。

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渋谷食べログNO.1ラーメン、はやしは滅茶苦茶美味かった。(はやし/ラーメン/渋谷区道玄坂)

久々にラーメンでまた行きたいと思った

埼玉県民って渋谷には行かない

東京の三大繁華街の一角、渋谷にはほとんど行かない。
だって埼玉県民だったし、
今も東京の上の方に住んでいるから、
繁華街集合は、ほとんど池袋、たまに新宿である。
池袋は第2の故郷というか、もはやG-Boys。窪塚程のカリスマ性はない。
訪問率は、
池袋>>新宿>>>>金子誠の低くて厚い壁>>>>渋谷
ぐらいのイメージ。
中島卓也はよくショートに定着できた。

渋谷の土地勘もないから食べログNO.1ラーメンを食べる

そんなことはどうでもよくて、
たまたまたまたま
渋谷に行く機会があったものだから、
他に店も分からないし、
渋谷食べログNo.1ラーメンでも
食べていこうかとなり、
渋谷のマークシティの裏手にある、
人気ラーメン店らーめんはやしへ彼女と訪問。
渋谷の味はどんなもんじゃいと、ちょいとうがった見方をしながら。

 

当日は平日1時過ぎに訪問。
前には8人ぐらい。
並び始めても後ろに
ぞくぞくと人が来るので、
超人気店なことが伺える。

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↑この屋号、可愛かった

メニューは潔く3つのみ

メニューはいたってシンプルで、
・らーめん   800円
・味玉らーめん    900円
・焼豚らーめん 1,100円

の3つのみ。
あとは裏メニューの
塩ラーメンもあるらしいけど、
食べログのメニュー欄載っている時点で、
それは裏メニューなのか。。。 

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ラーメンが1,000円超えたら
それは高級中華だろ、
という意識がどうにもある僕は、
味玉ラーメンをチョイス。
ラーメンで1,000円超えが許されるのは、
富士丸のぶためん(1,150円)ぐらい。
いやあれはラーメンでも二郎でもないけども。

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魚介系と豚骨スープが混ざりあったラーメンは至高の一杯

店内はご夫婦で接客されているようで、
丁寧ながらきびきびと回していることもあり、回転は早め。
並び始めてから着丼までは30分ちょっとぐらいだった。

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ラーメンは器が縦長なため、一見小さく見えるが、
中にはモリモリと具と麺が詰まっている。
スープの色からして絶対うまいと分かる一杯。

早速1口スープをずるー。
魚介系と豚骨スープが混ざり合った味。
薄すぎず濃すぎずで、外連味のないというか濁りのない味というか。
とても美味しい。

麺は中太麺でストレートだけども、
スープが粘気があるため、よく絡んで食べられる。
ぷりぷりの食感で麺も素敵だなあ。

味、チャーシューはまあこれぐらいかなという印象。
でもメンマは歯ごたえが抜群で美味かった。

気がつけばスープは、ほとんどなくなっていた。
ラーメンでスープを
無くすことなんてほぼないのに、
それだけでも自分が相当好みのラーメンなんだなと実感。

ちなみに彼女は、
ちょっとスープがしょっぱく感じられて、
「う〜ん」という感じらしい。
人によってはそういう人もいるかも。

 

ここ最近では断トツのNO.1ラーメンは再訪必須

退店時には15人ぐらいが並んでいたが、それに並ぶ価値のある一杯だと思う。
渋谷No.1ラーメンを最初はうがった見方していて、申し訳ない。
渋谷が第3の故郷になるくらい通い詰めようかと思う。

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高CPの小江戸ビュッフェは2日酔いでも美味しく食べられた。(Market TERRACE アトレマルヒロ店/ビュッフェ/川越市)

トラウマを払拭できた川越の有名ビュッフェ

 

暴飲暴食をしたら食欲がなくなったことがある

2年前の年始に暴飲暴食をしたことがある。
草津温泉のホテルで夜に食べ放題を食べて、
次の日の朝に食べ放題を食べて、
その昼に富岡で山盛りソースカツ丼を食べて、
その夜に家で焼き肉をやり、
次の日の朝に雑煮で餅を食い、
その昼に市場店のマーケットプレイスで食べ放題を食べた。
まるでフードファイターのような食生活ぶり。
というか最後の方は息も絶え絶えで食べていた。
中村有志の「あーっ!挑戦者の箸が止まったー!」という
実況が聞こえながら食べていたもの。

 

するとどうだろう、その夜に体調に異変をきたし、
腹痛発熱を催し、夜の飲み会もキャンセル。
二日間寝込んだ末に、1週間、完全に食欲を失った。
何を見ても美味しそうとは思わず、
むしろ臭いで気持ち悪くなる。
その間はポカリばかり飲んでいた。
食欲の代わりに、3大欲求の1つがポカリ欲になった。

 

あとはバナナ・ウィダーなどで徐々に体調を整えていった。
完全復活を裏付けるように1ヶ月後ぐらいに、
二郎を食べたのがとても懐かしい(麺少なめ野菜少なめだったが)。

 

このような経緯もあり、こちらのお店は全く悪くないのだが、
地元に帰っても敬遠していた。
しかし、たまたま川越駅前で、飯を食べる機会があったので、
こちらのお店を利用。
トラウマと料理を食い尽くしてやろう・・・!

 

しかし今回は二日酔いで来店

そう思って意気込んでいたものの、そもそも二日酔い。
ゴミと言っても過言ではない。
ゴミなりに自分のできる範囲で食べさせてください・・・。

 

というわけで、料理はそれこそ大量にあるものの、
体に優しそうなやつをチョイス。

 

・根菜きんぴら
・野菜のナッツクリーム和え
・豆腐
・けんちん汁
・水菜のリンゴソース和え

 

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などなど。
後は名物の衣に柿の種を使った唐揚げとか、
パスタ・ピザもちょびっといただいた。

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野菜は地元・小江戸川越のものを使っているということだが、
ひいき目無しに野菜がとても美味しい。
川越にこんな野菜があることが誇らしい。
給食にこれらの野菜を使ってくれていれば、
もっと真人間になっていたかもしれない。

 

後はけんちん汁はおかわりするほど美味しかった。
体の水分がけんちん汁になるまで飲める気がするほど、
染み渡るような味だった。

 

心残りは武蔵野うどんとデザートを食べれなかったこと。
あとはランチにお肉類が少ないことを家族は残念がっていた。

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この値段(1,900円)でこの料理ならとてもCPいいと思う。
川越の食べ放題というと、
16号沿いのすたみな太郎が思い出されるが、
比ぶべくもないだろう。
(あそこはあそこで、中学生の打ち上げの場として重宝されるが)

 

今度は体調万全で、
夜に訪れてCOEDOビールを飲みながら、味わいたい。

↑今回行った川越駅前のお店

↑川越市場の近くの1号店。こちらのほうが雰囲気はおしゃれ。

化学調味料で毒された僕には不釣り合いな洗練されたお店とラーメン(銀座 八五/ラーメン/中央区銀座)

12月にオープンした銀座で話題の勝本系列のラーメン

ネットニュースでも話題のラーメン屋

銀座ラーメン界の超期待の
スーパスターとして、
大谷翔平か、
清宮幸太朗か、
吉田輝星のように
銀座界隈では期待されている
こちらのお店(適当)。

仕事中に
ネットサーフィンでも
しようものなら、
記事がいろいろと出てくる。
http://news.livedoor.com/article/detail/15778972/
https://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20181217-00107962/
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/181213/lif1812130002-n1.html

あんまり記事を真面目に見ていたら、
後ろを上司が通って冷や汗をかいてしまったこともある。

勝本の系列ということで、
勝本自体は行ったことがあるが、正直記憶にはあまりない。
それでもこのお店の「タレ不使用」という独特さに惹かれて行ってみることに。


タレ不使用というのは、
通常、ラーメンのスープは
「ベースの汁」として豚や鶏、野菜やキノコなど、食材を煮込んだものと、
「タレ」として醤油や塩などの調味料と食材の旨味を合わせたものをブレンドして作るところ、このタレを使わず、食材を煮込んだスープのみで勝負している。
うんちくを語っているが、上の記事を見るまで全然知らなかったv(^o^)v

というわけで、話題沸騰のこちらのラーメンを食してきた。

 

平日お昼に行ったら行列が

昼12時過ぎにお店に着くと、前には10人ほどの並びが。
席数は6席なので、2ロット目か・・・、
と思うと案の定40分並んだ。
美味しい物を食べるには時間がかかるのです。
偉い人にはそれが分からんのです。
いや、偉い人の方が分かるか・・・。

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ともかくようやく入店し、特製中華そばをチョイス後、席へご案内。

 

素晴らしきお店のおもてなし

何よりここから驚嘆したのが、お店のホスピタリティ。
店主が入店時に一人一人に「いらっしゃいませ」のご挨拶。
机には紙のランチョンマットと、れんげ、箸置き、お箸がセットされ、温かいおしぼりを丁寧に渡され、水はうすはりのグラスで渡される。
そして作ったラーメンを、
店主が笑顔で手渡ししていく。
ラーメン屋ってこんなのだったっけ・・・
と思いつつ、
やっぱりとても気持ちがいい。
店内にも全体的に
柔和な雰囲気が流れている。
どっかの○郎とか、
二○と足して2で割ると、
平均的ラーメン屋の接客になる気がする。

滝川クリステルが言っていた
東京の「お・も・て・な・し」がこんなところにあるとは・・・。
店主はANAクラウンプラザホテル京都の
総料理長を勤めていた
フレンチのベテランシェフらしいが、
その時に培われたであろう接客が
随所に見ることができる。

 

複雑で洗練されたラーメン

そんな晴れやかな気持ちで
ラーメンを待っていると、
着席後、10分も経たずに着丼。

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ビジュアルがまずは本当に綺麗。
早速1口スープをズルー。

おう、いろんな味が。
スープは、鴨と名古屋コーチン、
そこにイタヤガイ、ドライトマト、
昆布、干し椎茸、
さらにはローストした茸あたりを
使っているかな。
いや全然分からなくて、
上記の記事から引っ張ってきた・・・。
そんな海原雄山みたいな芸当はできない。
キノコの風味がする、
ぐらいしか分からず、
いろんな味が混ざり合っており、
初めて食べるスープだった。

麺は細麺でスープに
合ってとても美味しい。
細麺ながら歯ごたえもあり、
スープの複雑さに負けない強さがあった。
浅草開化楼の特注麺だそうで、
あそこは二郎インスパイアの
ぽっぽ屋も手がけたりと、
幅広にいろいろやっているなと
感心してしまった。

チャーシュー・煮卵・ネギもそれぞれ美味しい。
特にチャーシューは、
ちょうどよい食感に加えて、
薄味で味付けをされており、
スープとか全体の調和に
合うような素敵なお肉だった。

食後は丼から除く、
東京勝本の文字を眺めながら、
無料で提供される加賀の水出しほうじ茶をいただき一息つく。
ほうじ茶うまっ。

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↑色薄いけどほうじ茶


退店時にも店主から
ご挨拶をいただき、
気持ちのいいまま退店。
ラーメン屋で入店時と退店時に初めて店主と会釈した。

 

しかし、化調に毒された自分には・・・

総評としては、はっきり言って、
二郎とかの化学調味料で毒されている自分には少し物足りない味であった。
だけどもこのスープが分からない自分が馬鹿舌であると思ってしまうのも、お店の徳というかなんというか。
海原雄山先生の美食倶楽部で修行してから、出直して参りたいと思います。
舌に自信がある人は是非いくべきお店だと思う。

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横綱級のお味を出す元力士が営む居酒屋へ(力士料理 富風/居酒屋(ちゃんこ鍋)/港区赤坂)

赤坂で食べる王道ちゃんこ

元力士の方が営む居酒屋ということで、ちょっと不安がありつつ

忘年会に元力士の方が営むお店でちゃんこ食べようと先輩からお誘い。
力士というと、昨今の角界のあれやこれやが先に思い浮かんでしまい、
大丈夫でしょうかと今考えればお店の方にも先輩にも失礼な発言をしたが、
「とても美味しいし、いきなりビール瓶だかリモコンで殴られたりもしないよ」と
先輩の方が100倍失礼な返答。
エドモンド本田にさば折りくらった方が良い。


偏見かもしれないが、
そもそも大きな体の方々が、
そんな繊細なお味を出せるのかという不安もありつつ、
とにかく美味しいということで、ここで忘年会をすることに。

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夜はコースしかないので、一番お手軽なコースを選択

アラカルトはやっておらず、当日にコースから選ぶということで、
一番メニューの少ない富風コース(2,500円)をチョイス。

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飲み放題はつけず、単品で。
一生かかっても力士になれそうもない、
よく言えばスリム、
悪く言えばヒョロガリでワンパン、
というかワンツッパリの僕らは食が細いもので。

 

大盛だけど、1つ1つは丁寧な味付け

コースは一品一品がわりともりもり。さすが力士。
・小鉢
・サラダ
・牛肉のたたき
・鶏の唐揚げ
・ちゃんこ鍋(醤油ベース)
・〆のうどん
・ライチ

これがまた、実にどれも美味しかった!
番付をつけるとしたら、
牛肉のたたきが関脇、
鶏のから揚げが大関、
ちゃんこ鍋が横綱。
特にちゃんこ鍋は醤油ベースに
白菜、キノコ、鳥のつくね等がたくさん
入っており、すごくさっぱりしていて食べやすいお味。
これなら毎日食って、体重増やせるよ。
先輩たちの手前、写真を撮れなかったのが残念。
このほかのメニューも全部幕内なのは間違いない。

 

一つだけ残念だったのは、
力士(メガ)ハイボールがもっと、
大きかったらインパクトあったかな。
序二段ぐらいかな、と先輩がごくごく飲んでいた。
飲み放題にすればよかっただけだった。。。

 

ざっくばらんな飲み会とか相撲好きな人とまた行きたいお店

ちなみに店長の元富風関も、
人柄の良さと元力士感が滲み出ており、
それもポイントが高かった。
いずれにしろ、
偏見で凝り固まっていた僕の見方が
一瞬で覆された、大満足の夜だった。
また赤坂でざっくばらんな飲み会(接待向けではないので)が
あったりとか、相撲が好きな人がいたら是非使いたい。

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高尚な油そばみたいな、煮干しパスタを食べてきた(sisi煮干啖/パスタ/中央区日本橋)

煮干しはラーメンのためあらず

ラーメンばっかり煮干しを使っていませんか。

何かと話題のこちらのお店。
煮干し界隈、ニボシーンとでも言うのだろうか、
その2018年を間違いなく席巻したお店であろう。

その妙はラーメンではなく、
パスタに煮干しを使用していること。

煮干し出汁はあっても、煮干し料理は?と言われると、
まず思いつくのがラーメンであろう。
凪とか伊吹とか、伊藤とか・・・。
我が物顔でラーメンが煮干しを使っていると言っても過言ではない。

その現状に一石を投じたと言えるのが、こちらの煮干しパスタ。

日ハムのようにウルトラスーパーミーハーな僕としては、
是非行きたいと思っていたので、訪問することに。
ちなみにお昼しかやっていないので要注意や!!(彦一風)。

スタンダードなにぼたんを購入

当日は平日11時過ぎに入店。
時間も時間なので客は2~3人。
おしゃれな雰囲気、内装なこともありいずれも女性。

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場違い・・・!と思いつつ、にぼたん中を購入。
あとで食べログを見直すと、結構みんなにぼしスープの「にぼすい」を
購入しており、食後に後悔したので、気になる方は買った方が良い。
彦一なら要チェックしていたはずや。

にぼたんが10分くらいで着丼?着皿?着煮干し?する。

いろーんな味がします

トッピングは刻んだ紫タマネギ、海苔、ハムみたいなチャーシュー、ウズラの卵。
麺は太麺で煮干しの粉が存分に絡んでいる。
ビジュアルはあんまりこう・・・なんというかこう・・・

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とにかく、ねるねるねるねばりに混ぜた後、1口ぱくー。
まず何よりも感じたのが、太麺のもっちり感。食べ応えがあるねえ。
肝心の味は、煮干しを感じつつ、その後に軽くバターの風味からの柑橘系の味。
いろんな味がする・・・という小学生低学年並みの感想。
でも食べやすくてちゅるちゅる食べ進む。
チューシューもラーメンのものとは全然違って、本当にハムみたい。
タマネギの食感もアクセントになって面白い。

 

途中で卓上の煮干しも食べることで、
気分は煮干しマシマシ、カルシウムマシマシ。
また、味変を求めて、卓上の自家製唐辛子オイルをかけていただけば、
味に辛みがでて、また違う料理に。

 

洗練されたこの味は、高尚な油そばのようだった。

全体的な感想としては、油そばに近いイメージ。それもとびきり上品な。
油そばというと、ジャンク感満載、寿命を縮めながら食べるようなイメージだが、
こちらはむしろ延命しそうな、高尚な味であった。

 

彦一が食べていたら間違いなく、アンビリーバブルや・・・と言っていたはず。
にぼすい、ぺぺたん(ペペロンチーノ風)も気になるので、
海原雄山のように味覚を鋭くしてから、再訪予定。

 

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鶯谷ならではのイベントに出会える食堂(信濃路/居酒屋・食堂/台東区根岸)

古き良き素晴らしきディープなお店

ラブホテル沿いに現れたアジのあるお店

友達と鶯谷で2軒目を探しているときに訪問。
あんまり男二人で歩いていると、変な見られ方をしそうなので、
早くお店に入りたいと思っているときに、たまたま見つけた。

 

名前からして信濃に続く路沿いにでもありそうなものだが、
実際はラブホテル沿いにあるお店。
そういう意味では、名前がラブホテル路でもいいのでは(暴論)。

 

店に入った瞬間に後ずさりを感じるほどの店内の雰囲気。
平成も終わろうとしているのに、昭和半ばみたいな・・・。
どちらかというと居酒屋よりも昭和食堂に近いかな。
というか24時間営業だし、食堂なのだろう。
というか壁によくもまあこれだけメニューを載せられたよ。
今までいった店で一番料理が多いかも。
でもこういうお店って大抵アジがあるから大丈夫なはず。

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注文の仕方もいい意味で適当

土曜日の夜10時ぐらいだったが、店内は閑散としている。
店員はがちゃがちゃとカウンター越しに
何か作業をしているので、こちらには気づかない。
なので勝手に入って座っていると、この店に通い詰めて30年みたいな常連さんが、
自分のオーダーをカウンターに向けて、大声で頼んでいる。
店員はそれに適当に応えて、カウンター越しに料理を出す。
基本はカウンターから自分でとっていくスタイル。
ゆるい。
嫌いじゃない。
好き。

 

料理もお酒もこれでいいんだよ感

というわけで、ニラ玉と鶏肉のピリ辛ソースみたいなの注文。
決して手放しで美味しいとは言えるものではないのだが、
これくらいがいいんだよ、と納得してしまう味。
銀色の皿にのせて提供してくるのも、嫌いじゃない。好き。

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飲み物は赤玉パンチとレモンサワー。
最近赤玉パンチも流行っているよね。
これもまた昭和の味として好き。
昭和の記憶はほとんどないけど。
カウンター越しに出される原液とハイサワーの瓶。
ハイサワーもチープでよろしくってよ。

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鶯谷っぽいイベントも出会える

ディープだなーと思ったのは、
トイレ行った時に聞こえてくるライブハウス?からのシャウト。
デスメタルを聴きながら用を足す。昭和から地獄へ。
あと、後ろに座っていた女性二人と男一人組は、
会話からして女性側はそういうクラブの女王様のようだ。
鞭の話とかしてる・・・。
よくわからんけど鶯谷だもんなで、納得してしまう。

 

これらも酒の肴としつつ、鶯谷の夜は更けていった。

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