酒と旅と漫画と日ハム

居酒屋とラーメン(二郎)が多めの雑記ブログ

高CPの小江戸ビュッフェは2日酔いでも美味しく食べられた。(Market TERRACE アトレマルヒロ店/ビュッフェ/川越市)

トラウマを払拭できた川越の有名ビュッフェ

 

暴飲暴食をしたら食欲がなくなったことがある

2年前の年始に暴飲暴食をしたことがある。
草津温泉のホテルで夜に食べ放題を食べて、
次の日の朝に食べ放題を食べて、
その昼に富岡で山盛りソースカツ丼を食べて、
その夜に家で焼き肉をやり、
次の日の朝に雑煮で餅を食い、
その昼に市場店のマーケットプレイスで食べ放題を食べた。
まるでフードファイターのような食生活ぶり。
というか最後の方は息も絶え絶えで食べていた。
中村有志の「あーっ!挑戦者の箸が止まったー!」という
実況が聞こえながら食べていたもの。

 

するとどうだろう、その夜に体調に異変をきたし、
腹痛発熱を催し、夜の飲み会もキャンセル。
二日間寝込んだ末に、1週間、完全に食欲を失った。
何を見ても美味しそうとは思わず、
むしろ臭いで気持ち悪くなる。
その間はポカリばかり飲んでいた。
食欲の代わりに、3大欲求の1つがポカリ欲になった。

 

あとはバナナ・ウィダーなどで徐々に体調を整えていった。
完全復活を裏付けるように1ヶ月後ぐらいに、
二郎を食べたのがとても懐かしい(麺少なめ野菜少なめだったが)。

 

このような経緯もあり、こちらのお店は全く悪くないのだが、
地元に帰っても敬遠していた。
しかし、たまたま川越駅前で、飯を食べる機会があったので、
こちらのお店を利用。
トラウマと料理を食い尽くしてやろう・・・!

 

しかし今回は二日酔いで来店

そう思って意気込んでいたものの、そもそも二日酔い。
ゴミと言っても過言ではない。
ゴミなりに自分のできる範囲で食べさせてください・・・。

 

というわけで、料理はそれこそ大量にあるものの、
体に優しそうなやつをチョイス。

 

・根菜きんぴら
・野菜のナッツクリーム和え
・豆腐
・けんちん汁
・水菜のリンゴソース和え

 

f:id:hamu_teru:20181227204116j:plain

 

などなど。
後は名物の衣に柿の種を使った唐揚げとか、
パスタ・ピザもちょびっといただいた。

f:id:hamu_teru:20181227204125j:plain

 

野菜は地元・小江戸川越のものを使っているということだが、
ひいき目無しに野菜がとても美味しい。
川越にこんな野菜があることが誇らしい。
給食にこれらの野菜を使ってくれていれば、
もっと真人間になっていたかもしれない。

 

後はけんちん汁はおかわりするほど美味しかった。
体の水分がけんちん汁になるまで飲める気がするほど、
染み渡るような味だった。

 

心残りは武蔵野うどんとデザートを食べれなかったこと。
あとはランチにお肉類が少ないことを家族は残念がっていた。

 f:id:hamu_teru:20181227204135j:plain

 

この値段(1,900円)でこの料理ならとてもCPいいと思う。
川越の食べ放題というと、
16号沿いのすたみな太郎が思い出されるが、
比ぶべくもないだろう。
(あそこはあそこで、中学生の打ち上げの場として重宝されるが)

 

今度は体調万全で、
夜に訪れてCOEDOビールを飲みながら、味わいたい。

↑今回行った川越駅前のお店

↑川越市場の近くの1号店。こちらのほうが雰囲気はおしゃれ。

化学調味料で毒された僕には不釣り合いな洗練されたお店とラーメン(銀座 八五/ラーメン/中央区銀座)

12月にオープンした銀座で話題の勝本系列のラーメン

ネットニュースでも話題のラーメン屋

銀座ラーメン界の超期待の
スーパスターとして、
大谷翔平か、
清宮幸太朗か、
吉田輝星のように
銀座界隈では期待されている
こちらのお店(適当)。

仕事中に
ネットサーフィンでも
しようものなら、
記事がいろいろと出てくる。
http://news.livedoor.com/article/detail/15778972/
https://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20181217-00107962/
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/181213/lif1812130002-n1.html

あんまり記事を真面目に見ていたら、
後ろを上司が通って冷や汗をかいてしまったこともある。

勝本の系列ということで、
勝本自体は行ったことがあるが、正直記憶にはあまりない。
それでもこのお店の「タレ不使用」という独特さに惹かれて行ってみることに。


タレ不使用というのは、
通常、ラーメンのスープは
「ベースの汁」として豚や鶏、野菜やキノコなど、食材を煮込んだものと、
「タレ」として醤油や塩などの調味料と食材の旨味を合わせたものをブレンドして作るところ、このタレを使わず、食材を煮込んだスープのみで勝負している。
うんちくを語っているが、上の記事を見るまで全然知らなかったv(^o^)v

というわけで、話題沸騰のこちらのラーメンを食してきた。

 

平日お昼に行ったら行列が

昼12時過ぎにお店に着くと、前には10人ほどの並びが。
席数は6席なので、2ロット目か・・・、
と思うと案の定40分並んだ。
美味しい物を食べるには時間がかかるのです。
偉い人にはそれが分からんのです。
いや、偉い人の方が分かるか・・・。

f:id:hamu_teru:20181225230623j:plain

f:id:hamu_teru:20181225230635j:plain

f:id:hamu_teru:20181225230556j:plain


ともかくようやく入店し、特製中華そばをチョイス後、席へご案内。

 

素晴らしきお店のおもてなし

何よりここから驚嘆したのが、お店のホスピタリティ。
店主が入店時に一人一人に「いらっしゃいませ」のご挨拶。
机には紙のランチョンマットと、れんげ、箸置き、お箸がセットされ、温かいおしぼりを丁寧に渡され、水はうすはりのグラスで渡される。
そして作ったラーメンを、
店主が笑顔で手渡ししていく。
ラーメン屋ってこんなのだったっけ・・・
と思いつつ、
やっぱりとても気持ちがいい。
店内にも全体的に
柔和な雰囲気が流れている。
どっかの○郎とか、
二○と足して2で割ると、
平均的ラーメン屋の接客になる気がする。

滝川クリステルが言っていた
東京の「お・も・て・な・し」がこんなところにあるとは・・・。
店主はANAクラウンプラザホテル京都の
総料理長を勤めていた
フレンチのベテランシェフらしいが、
その時に培われたであろう接客が
随所に見ることができる。

 

複雑で洗練されたラーメン

そんな晴れやかな気持ちで
ラーメンを待っていると、
着席後、10分も経たずに着丼。

f:id:hamu_teru:20181225230606j:plain


ビジュアルがまずは本当に綺麗。
早速1口スープをズルー。

おう、いろんな味が。
スープは、鴨と名古屋コーチン、
そこにイタヤガイ、ドライトマト、
昆布、干し椎茸、
さらにはローストした茸あたりを
使っているかな。
いや全然分からなくて、
上記の記事から引っ張ってきた・・・。
そんな海原雄山みたいな芸当はできない。
キノコの風味がする、
ぐらいしか分からず、
いろんな味が混ざり合っており、
初めて食べるスープだった。

麺は細麺でスープに
合ってとても美味しい。
細麺ながら歯ごたえもあり、
スープの複雑さに負けない強さがあった。
浅草開化楼の特注麺だそうで、
あそこは二郎インスパイアの
ぽっぽ屋も手がけたりと、
幅広にいろいろやっているなと
感心してしまった。

チャーシュー・煮卵・ネギもそれぞれ美味しい。
特にチャーシューは、
ちょうどよい食感に加えて、
薄味で味付けをされており、
スープとか全体の調和に
合うような素敵なお肉だった。

食後は丼から除く、
東京勝本の文字を眺めながら、
無料で提供される加賀の水出しほうじ茶をいただき一息つく。
ほうじ茶うまっ。

f:id:hamu_teru:20181225230550j:plain

f:id:hamu_teru:20181225230616j:plain

↑色薄いけどほうじ茶


退店時にも店主から
ご挨拶をいただき、
気持ちのいいまま退店。
ラーメン屋で入店時と退店時に初めて店主と会釈した。

 

しかし、化調に毒された自分には・・・

総評としては、はっきり言って、
二郎とかの化学調味料で毒されている自分には少し物足りない味であった。
だけどもこのスープが分からない自分が馬鹿舌であると思ってしまうのも、お店の徳というかなんというか。
海原雄山先生の美食倶楽部で修行してから、出直して参りたいと思います。
舌に自信がある人は是非いくべきお店だと思う。

tabelog.com

クリスマスケーキをネットで頼んでもいいじゃない。

クリスマスケーキをネットで頼んだら思いのほか美味しかった!

 

クリスマスを家で過ごす勇気

クリスマスイブはみなさんどうお過ごしだったのだろう。

 

お昼から中心部でカップルで落ち合い、
クリスマス気分で賑わう街をともに散策し、
こじゃれイルミネーションを見た後には、
ディナーはちゃんとイタリアンが予約してあって、
美味しいご飯を食べている途中にプレゼントなどを渡し合い、
ワインで酔ってしまった彼女を連れて×××・・・。

このようなパターンの方も
多数いらしたことではないだろうか。
かくいう僕も何度も何度も、
時に新宿、時に六本木、時に横浜とかで、
こんな夜を過ごしてきた気がする。
それは彼女がそういうところに行きたいとねだらなくても、
男の甲斐性としてそうあるべきだと考えていた。

 

それがどうだろう。
歳を経るにつれ、フットワークが重くなっていく。
体で分かっているのだ、クリスマスの混み具合を。
繁華街に行こうものなら、中国のプールみたいに混んでいる。
毎年毎年それを掻き分けて、寒空の中、目的地へ向かう。
パトラッシュ…僕はもう疲れたよ…
なんだかとても外に出たくないんだ…

 

彼女をまずは説得

というわけで、
24日は多分外で人がゴミのようになっているから、
お願いだからやめようと、ムスカ大佐もとい彼女と交渉。
家でホームアローンを観て、
ケビン役のマコーレー・カルキンの昔と
ドラッグをやった後の画像を見比べて、
ささやかなクリスマスイブを味わおうと熱弁。


彼女も別にそんな語気を強めて言わなくても、
人込み嫌いだし全然いいよと了承。
できた彼女よ。

 

というか23日に銀座デートからの、
ビブグルマン載ったイタリアン予約していたからね!!(`o´)
これで24日まで連れて行けということであれば、
むしろこの子をクリスマスプレゼントに持って行って
くださいとサンタさんにお願いしちゃうよ。

 

とはいっても形式的なクリスマスぐらいはやろうかなと

それでも当日はチキンとクリスマスケーキと
シャンパンぐらいは買って、形上の誠意を示そうかなと。

 

チキンは近くの徒歩5分のケンタッキーで予約。
二人なので、そんなにチキンもいらないし、
ムーミンパックでムーミン皿とチキン4つに、
ポテトの箱売りのものチョイス。
適量適量。

f:id:hamu_teru:20181225214254j:plain

f:id:hamu_teru:20181225214235j:plain

ムーミン皿が可愛くて、チキン撮るのを忘れた。

 

ロゼのシャンパンも近くの居酒屋で安物を当日に買う。

f:id:hamu_teru:20181225214225j:plain


彼女曰く、安物(1500円程度)だけどCPはまあまあ。
許す、とのありがたいお言葉。

チキンとシャンパンはいいけど、問題はケーキ

不二家もコージーコーナーも近くにないしなー、
というか彼女もケーキはこだわりのある人だからなー。
どうしたものかと思っていたけど、
遠出してホテルのケーキとか買いに行くのも、
人混みに流されて変わっていく私になってしまいそうなので、
ネットで探してみることに。

 

正直ネットで頼むケーキ・・・大丈夫か!
という気しかしなかったが、
楽天で探すと意外とたくさんある。
口コミだって件数もたくさんあれば、評価も悪くない。

 

というわけで、ベリーとタルトが好きな彼女に
予め了承をとった上で、下記の商品をチョイス。

 

ちゃんと届くかな〜と不安を抱えつつ、
時間指定通り、当日の16時には届いた。

f:id:hamu_teru:20181225214245j:plain


冷蔵庫いれといて、20時ぐらいに実食。 いざ開封・・・、
ビジュアルいいじゃない〜!うまそう!

f:id:hamu_teru:20181225214204j:plain


クール便だから当然凍ってる部分が多少あるのは仕方なし。
本当は8時間は冷蔵庫にいれないとダメらしい。

 

f:id:hamu_teru:20181225214214j:plain

1/5ずつぐらい彼女と切り分け、いざ1口ぱく〜。 
まずはなんといっても、ベリーの味。
ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリーが
ふんだんに使われているし、
ベリーソースもかかっている。
very very berry。 

 

そのあとのカスタードクリームと生クリームを混ぜた部分も美味しい。
カスタードクリームの味が強め。 


そして最後のアーモンドとタルト層のサクサク感がたまらない。 
何より美味しく食べられるのは、辺に甘くないから。
ケーキのくどい甘味がかなり嫌いで、
少し食べて彼女にあげてしまうことが多いのだけど、
これは自分の分をぱくぱくと食べることができた。


残りも解凍が完全に終わった状態で彼女とまた今日食べる。
というか今食べてる。
彼女も美味しいと喜んでいたので、面目も保てた。


来年もクリスマス家デートに繋がる一手となった。

ちなみにホームアローンは、
途中でセイナル夜に突入してしまったので、
ケビンが強盗と戦うところにすらいかなかった。
来年のクリスマスに続きを観よう。。。

横綱級のお味を出す元力士が営む居酒屋へ(力士料理 富風/居酒屋(ちゃんこ鍋)/港区赤坂)

赤坂で食べる王道ちゃんこ

元力士の方が営む居酒屋ということで、ちょっと不安がありつつ

忘年会に元力士の方が営むお店でちゃんこ食べようと先輩からお誘い。
力士というと、昨今の角界のあれやこれやが先に思い浮かんでしまい、
大丈夫でしょうかと今考えればお店の方にも先輩にも失礼な発言をしたが、
「とても美味しいし、いきなりビール瓶だかリモコンで殴られたりもしないよ」と
先輩の方が100倍失礼な返答。
エドモンド本田にさば折りくらった方が良い。


偏見かもしれないが、
そもそも大きな体の方々が、
そんな繊細なお味を出せるのかという不安もありつつ、
とにかく美味しいということで、ここで忘年会をすることに。

f:id:hamu_teru:20181224154241j:plain

 

夜はコースしかないので、一番お手軽なコースを選択

アラカルトはやっておらず、当日にコースから選ぶということで、
一番メニューの少ない富風コース(2,500円)をチョイス。

f:id:hamu_teru:20181224154231j:plain


飲み放題はつけず、単品で。
一生かかっても力士になれそうもない、
よく言えばスリム、
悪く言えばヒョロガリでワンパン、
というかワンツッパリの僕らは食が細いもので。

 

大盛だけど、1つ1つは丁寧な味付け

コースは一品一品がわりともりもり。さすが力士。
・小鉢
・サラダ
・牛肉のたたき
・鶏の唐揚げ
・ちゃんこ鍋(醤油ベース)
・〆のうどん
・ライチ

これがまた、実にどれも美味しかった!
番付をつけるとしたら、
牛肉のたたきが関脇、
鶏のから揚げが大関、
ちゃんこ鍋が横綱。
特にちゃんこ鍋は醤油ベースに
白菜、キノコ、鳥のつくね等がたくさん
入っており、すごくさっぱりしていて食べやすいお味。
これなら毎日食って、体重増やせるよ。
先輩たちの手前、写真を撮れなかったのが残念。
このほかのメニューも全部幕内なのは間違いない。

 

一つだけ残念だったのは、
力士(メガ)ハイボールがもっと、
大きかったらインパクトあったかな。
序二段ぐらいかな、と先輩がごくごく飲んでいた。
飲み放題にすればよかっただけだった。。。

 

ざっくばらんな飲み会とか相撲好きな人とまた行きたいお店

ちなみに店長の元富風関も、
人柄の良さと元力士感が滲み出ており、
それもポイントが高かった。
いずれにしろ、
偏見で凝り固まっていた僕の見方が
一瞬で覆された、大満足の夜だった。
また赤坂でざっくばらんな飲み会(接待向けではないので)が
あったりとか、相撲が好きな人がいたら是非使いたい。

tabelog.com

高尚な油そばみたいな、煮干しパスタを食べてきた(sisi煮干啖/パスタ/中央区日本橋)

煮干しはラーメンのためあらず

ラーメンばっかり煮干しを使っていませんか。

何かと話題のこちらのお店。
煮干し界隈、ニボシーンとでも言うのだろうか、
その2018年を間違いなく席巻したお店であろう。

その妙はラーメンではなく、
パスタに煮干しを使用していること。

煮干し出汁はあっても、煮干し料理は?と言われると、
まず思いつくのがラーメンであろう。
凪とか伊吹とか、伊藤とか・・・。
我が物顔でラーメンが煮干しを使っていると言っても過言ではない。

その現状に一石を投じたと言えるのが、こちらの煮干しパスタ。

日ハムのようにウルトラスーパーミーハーな僕としては、
是非行きたいと思っていたので、訪問することに。
ちなみにお昼しかやっていないので要注意や!!(彦一風)。

スタンダードなにぼたんを購入

当日は平日11時過ぎに入店。
時間も時間なので客は2~3人。
おしゃれな雰囲気、内装なこともありいずれも女性。

f:id:hamu_teru:20181221233925j:plain

f:id:hamu_teru:20181221233947j:plain

場違い・・・!と思いつつ、にぼたん中を購入。
あとで食べログを見直すと、結構みんなにぼしスープの「にぼすい」を
購入しており、食後に後悔したので、気になる方は買った方が良い。
彦一なら要チェックしていたはずや。

にぼたんが10分くらいで着丼?着皿?着煮干し?する。

いろーんな味がします

トッピングは刻んだ紫タマネギ、海苔、ハムみたいなチャーシュー、ウズラの卵。
麺は太麺で煮干しの粉が存分に絡んでいる。
ビジュアルはあんまりこう・・・なんというかこう・・・

f:id:hamu_teru:20181221233937j:plain

 

とにかく、ねるねるねるねばりに混ぜた後、1口ぱくー。
まず何よりも感じたのが、太麺のもっちり感。食べ応えがあるねえ。
肝心の味は、煮干しを感じつつ、その後に軽くバターの風味からの柑橘系の味。
いろんな味がする・・・という小学生低学年並みの感想。
でも食べやすくてちゅるちゅる食べ進む。
チューシューもラーメンのものとは全然違って、本当にハムみたい。
タマネギの食感もアクセントになって面白い。

 

途中で卓上の煮干しも食べることで、
気分は煮干しマシマシ、カルシウムマシマシ。
また、味変を求めて、卓上の自家製唐辛子オイルをかけていただけば、
味に辛みがでて、また違う料理に。

 

洗練されたこの味は、高尚な油そばのようだった。

全体的な感想としては、油そばに近いイメージ。それもとびきり上品な。
油そばというと、ジャンク感満載、寿命を縮めながら食べるようなイメージだが、
こちらはむしろ延命しそうな、高尚な味であった。

 

彦一が食べていたら間違いなく、アンビリーバブルや・・・と言っていたはず。
にぼすい、ぺぺたん(ペペロンチーノ風)も気になるので、
海原雄山のように味覚を鋭くしてから、再訪予定。

 

tabelog.com

鶯谷ならではのイベントに出会える食堂(信濃路/居酒屋・食堂/台東区根岸)

古き良き素晴らしきディープなお店

ラブホテル沿いに現れたアジのあるお店

友達と鶯谷で2軒目を探しているときに訪問。
あんまり男二人で歩いていると、変な見られ方をしそうなので、
早くお店に入りたいと思っているときに、たまたま見つけた。

 

名前からして信濃に続く路沿いにでもありそうなものだが、
実際はラブホテル沿いにあるお店。
そういう意味では、名前がラブホテル路でもいいのでは(暴論)。

 

店に入った瞬間に後ずさりを感じるほどの店内の雰囲気。
平成も終わろうとしているのに、昭和半ばみたいな・・・。
どちらかというと居酒屋よりも昭和食堂に近いかな。
というか24時間営業だし、食堂なのだろう。
というか壁によくもまあこれだけメニューを載せられたよ。
今までいった店で一番料理が多いかも。
でもこういうお店って大抵アジがあるから大丈夫なはず。

f:id:hamu_teru:20181221232700j:plain

f:id:hamu_teru:20181221232729j:plain

f:id:hamu_teru:20181221232649j:plain

 

注文の仕方もいい意味で適当

土曜日の夜10時ぐらいだったが、店内は閑散としている。
店員はがちゃがちゃとカウンター越しに
何か作業をしているので、こちらには気づかない。
なので勝手に入って座っていると、この店に通い詰めて30年みたいな常連さんが、
自分のオーダーをカウンターに向けて、大声で頼んでいる。
店員はそれに適当に応えて、カウンター越しに料理を出す。
基本はカウンターから自分でとっていくスタイル。
ゆるい。
嫌いじゃない。
好き。

 

料理もお酒もこれでいいんだよ感

というわけで、ニラ玉と鶏肉のピリ辛ソースみたいなの注文。
決して手放しで美味しいとは言えるものではないのだが、
これくらいがいいんだよ、と納得してしまう味。
銀色の皿にのせて提供してくるのも、嫌いじゃない。好き。

f:id:hamu_teru:20181221232753j:plain

f:id:hamu_teru:20181221232739j:plain

飲み物は赤玉パンチとレモンサワー。
最近赤玉パンチも流行っているよね。
これもまた昭和の味として好き。
昭和の記憶はほとんどないけど。
カウンター越しに出される原液とハイサワーの瓶。
ハイサワーもチープでよろしくってよ。

f:id:hamu_teru:20181221232629j:plain

f:id:hamu_teru:20181221232712j:plain

 

鶯谷っぽいイベントも出会える

ディープだなーと思ったのは、
トイレ行った時に聞こえてくるライブハウス?からのシャウト。
デスメタルを聴きながら用を足す。昭和から地獄へ。
あと、後ろに座っていた女性二人と男一人組は、
会話からして女性側はそういうクラブの女王様のようだ。
鞭の話とかしてる・・・。
よくわからんけど鶯谷だもんなで、納得してしまう。

 

これらも酒の肴としつつ、鶯谷の夜は更けていった。

tabelog.com

東京ど真ん中で味わう沖縄気分(ちゃんぷるぅ家/沖縄居酒屋/中央区銀座)

東京の沖縄居酒屋は東京だったよ。

沖縄居酒屋って市民権を得ているよね

沖縄居酒屋というのは地方料理屋の中でも、
一番確立されたというか、お店が多いジャンルではないだろうか。

沖縄居酒屋<<<九州居酒屋<<北海道居酒屋=四国居酒屋<東北居酒屋
ぐらいのイメージ。私見かつ偏見。
大阪あたりは串カツとか言いだしたらキリがないので除去。
てか中国地方系の居酒屋ってどこいった。

 

ともかく、沖縄料理屋は会社の近くでもよくセットされるし、
家の近くにも2軒もあるし、
北海道住んでいた時に沖縄料理屋で沖縄会があったぐらい、
市民権を得ている居酒屋だと思う。

 

というわけで沖縄料理屋で飲みましょうと言われても全く動揺せず、
お通しは海ブドウパターンね!ぐらいに思っているのだが、
今回の案内はまさか銀座にもあるとは、、、と軽く動揺。
というか調べてみたら銀座にも結構にあるという。

 

沖縄居酒屋のゆるい雰囲気はついつい飲みすぎてしまう。

でも沖縄居酒屋はそもそも好き。
だって大抵ゆる~い雰囲気で、肩肘張らず飲めるから。
お堅いお店の雰囲気に疲れて、
肩と肘の張りで故障者リスト入りしてしまうこともある中で、
沖縄料理屋はどこも民謡がゆったり流れて、のんびり飲めていいじゃないか。
沖縄小旅行感覚でいつもオリオンビールを飲みすぎて、
二日酔いで現実に戻るところまでが様式美。

前置きが長くなったのは、写真も撮り忘れたので、文字でごまかそうかと・・・

 

というわけで以下レビュー。

 

店の雰囲気・料理はいいよいいよー

入店時にはもちろんめんそーれとお出迎え、
してくれるわけもなく普通にいらっしゃいませ。
内装で沖縄感が素敵に演出されていた。

 

この日は5000円のコースで3時間飲み放題。


沖縄感が満載の
・ゴーヤチャンプル
・ラフテー
・海ブドウ
・ミミガー
・ジーマミー豆腐
・ソーキソバ

あたりがコースにはきちんとあった。
どれも普通に美味しかったが、
特に海ブドウは今まで食べた中でも、一番食感がよくて美味しかった。
あとはラフテーもお肉ドーンの素敵ビジュアルにとろとろでうまかった。

 

一方で飲み物はオリオンビールがピッチャー提供なのが残念だった。
あとはシークワサーサワーがとても酸っぱかった。
いいシークワサーだったということにしておこう。
泡盛は飲み放題メニューだからか、
残波とか有名なのが3つぐらいしかなかった気がする。
泡盛少ない・・・としょんぼりしていた先輩はやけサンピンハイをしていた。

 

あれ?ウチナータイムは??

えっと思ったのが、
3時間制なのに2時間15分時点ぐらいでラストオーダーにきたのと、
2時間45分ぐらいで退店催促がきたこと。
ウチナータイムどころか、せっかちじゃないか・・・
真面目な先輩は論破しにかかろうとしていたが、
オリオンビールでの酔いに免じて退店。
途中までは沖縄にいたはずだったのに、世知辛い東京に一気に戻ってしまったよ。


まあ無事に2日酔いになれたんだけども。
それに料理も美味しかったので、沖縄居酒屋飲みが必要に
迫られた時には、使ってもいいと思っている。

tabelog.com

鶯が鳴く谷の焼肉で、美味しさのあまり僕が鳴いた(焼肉 鶯谷園/焼肉/台東区根岸)

個人的東京NO.1焼肉!

いざ、鶯谷へ

今まで食べた焼き肉で一番美味しかったのがこちら。
と言っても、SATOブリアンもよろにくも、うしごろも行ったことないけど。
ジャンボはあるよ。

 

食事的な意味での肉欲が高まり、友達を誘い土曜日の20時からで2名で予約。
2週間前ぐらいに予約してとれたかな。

 

18時過ぎには鶯谷について、まずは近くの銭湯「萩の湯」で体を仕上げていく。
カラカラにカラカラな体にすべく、サウナで自分と戦う。
力石徹のごとく、鉄の意志で水を飲まない。
いや、コーヒー牛乳はつい飲んでしまったけど。。。

 

それでもまあまあカラカラな体で鶯谷園へ向かう。
鶯谷というウグイスがいる谷というとても風流な名前からの、
ウグイスじゃないものが中で鳴いているであろう建物を横切りお店へ。
あそこも違った肉欲のるつぼなことでしょう。

 

予約していないで来たのかなんなのか、店の前には人だかりが。
土曜日とはいえ、寒空の8時にようこれだけ集まる。
予約していた我々はすぐに通された。

 

上の肉にしなくても普通にめちゃ美味い!

僕よりも何度も来ている友達いわく、
上ロースとかにしなくても全然美味いとのこと。
そういえばそんな気もする・・・
ということで、
ロース、カルビ、タン塩、ハラミあたりのオーソドックスなものと、
サンチュ・ナムルあたりを頼んだ。当然ビールも。

 

すぐに肉類が届く。
接客には疑義があるのもの分かるが、
ちゃきちゃき提供されるので僕は意外と好き。

 

ロースもカルビも、何がこう具体的に違うのかと言われても分からないが、
上質感というか、脂がありながらくどくない脂で何枚でも食べられる。

f:id:hamu_teru:20181219222651j:plain

f:id:hamu_teru:20181219222627j:plain

f:id:hamu_teru:20181219222640j:plain

f:id:hamu_teru:20181219222702j:plain

ロースにサンチュを巻いて食して、ビールで流し込むという
トリプルクロスカウンターをやった時には、
食後に力石の如く死ぬんじゃないかと思うほどに美味かった。

f:id:hamu_teru:20181219222713j:plain

f:id:hamu_teru:20181219222815j:plain

あとタンも普通のだから厚切りではないんだけど、ただただ美味い。
綱島の焼肉店「道草」で食べた以来の美味しいタンだった。

f:id:hamu_teru:20181219222733j:plain

特上ヒレも最後に頼んだけど、上質なステーキというお味。

f:id:hamu_teru:20181219222758j:plain

 

美味いだけじゃなく、驚異的なCP

ビールもそこそこ飲んでお会計は一人5000円。
ルイス・・・じゃなくて、
ホセ・メンドーサのように髪の毛が白髪になるかと思うほどの、驚愕のCP。
上の肉料理を頼まなかったのもあるんだけどね。
とりあえず上質でそこそこの値段の肉が食べたくなったら来よう。

tabelog.com