メガ進化?した二郎系インスパイア(蓮爾 新町一丁目店/二郎(インスパイア)/世田谷区駒沢)
バイオレンス・オーションに出遭った日
二郎とインスパイアのそれぞれの味わい
僕は本家二郎とインスパイアを挟みつつ訪問する。
インスパイアの良さは二郎+オリジナリティ。
そういう+α部分がどのように作用しているのか、
楽しみながら食べられるのが楽しい。
カイジもいいけどスピンオフ作品のトネガワ・ハンチョウも好きみたいな。
本家も本家のよさがあるし、同じぐらいインスパイアが好きなのだ。
という訳で先日は池袋二郎を訪問したので、
次はインスパイアと、お店を探していたら
かの暴力的インスパイアで有名なこちらを思い立ち、訪問することに。
蓮爾インスパイアの眞久中を食べたこともあるが、
正直あんまり記憶にない。ボーっと生きてんじゃねーよ!
まずはお店へ
今度は記憶に残るような衝撃的な太麺を期待して、田園都市線へ乗り込む。
田園都市線は全く僕の行動範囲ではなく、
僕の行動範囲は今年のレアードや田中賢介の守備範囲ばりに狭いから、
田園都市線はすごく久しぶりだ。
二郎系を食べるためだけに電車に乗ったっていいじゃない。
駒沢大学駅からずんずん進むと、
大通り沿いだが閑静でとてもお店が出てくるようには見えない道に。
そこに急に匂う?臭う?表現はともかく二郎系の香り。
どこだ、と思ったら看板も出していないぽつんとしたお店が見つかる。
シオンタウンに出てくる「ゆうれい」を思い出す。かわいそうなガラガラ・・・。
恐る恐る入店してみると、中は雑然としており、
正直今まで行った二郎・インスパイアでも一番汚い。
普通に席は空いていたので早々に「小」の食券を購入し、着席。
鞄を置くスペースがなかったのが悲しかった・・・
べとべとの床に置くのはさすがにきつい。
しかし別に店内の雰囲気は別にピリピリしているわけではなかった。
むしろ箸置きはダンボーみたい。
ほっこりしているとコールを聞かれたので、
野菜少なめ・ニンニク。
10分ちょっとで着丼。
着丼、オーション、そして伝説へ・・・
まずは一口麺をずるー。
いや、ずるーできない・・・
麺が太すぎて、すすれない。
すすれないラーメンという新ジャンル。
ほうとうとか吉田うどんとか山梨の郷土料理を彷彿とさせる。
でも硬さがまるで違うので、すすれない。
仕方がないので噛み切っていくと、
口の中に広がるオーションの味。素材の味だね。
スープはしょっぱめで味がたっているが、
それでも小麦の味が前面にたつ。
でもニンニクを混ぜるとスープが更にたって、
麺にも負けなくなってる。
チャーシューは脂もほどほどに肉感も十二分。味もしみしみ。
チャーシューうま。
新ジャンルの料理だったが、ハマる予感も?
無事に完食したが、感想はとにかく新しい料理。
小麦のそのままの味を楽しめるラーメンというか、蓮爾というジャンルなのだろう。
1回目なのでそこまで分からなかったが、中毒性は半端じゃないということなので、
3回ぐらい食べるとこの味なしでは生きていけなくなるのかもしれない。
二郎も初めて食ったときに二度と食うかと思ったものだったし。
僕の守備範囲が源田のように広がるか、狭い守備範囲に系列店ができたらまた行こう。