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居酒屋とラーメン(二郎)が多めの雑記ブログ

終身名誉ウナラーの僕が千葉県は成田市でウナギを喰らう。(川豊別館/ウナギ/千葉県香取市)

僕の地元はウナギの名所埼玉県川越である。
高校生の時にはウナギ屋でバイトもしていた。
その店には絶対いかないと思ったけど。
加えて言えば母方の実家もうなぎの名所、愛知県豊橋である。
母方の実家に行く旅にうなぎを食べていた。
兄貴なんてウナギ一尾でごはん3杯を食べ、うなぎのたれで最後のもう1杯を食べていた。
食べ過ぎで若干引く。

 

ともかく、もはや終身名誉ウナラーを名乗っても許される気がする僕が
満を持して成田のウナギ屋に乗り込んだ。
いや、香取市でやる芋掘りのついでに寄っただけだけど。

当日はお店が混むだろうと、開店直前の11時前に訪問。
絶対並んでいるから、場合によっては目の前のバッティングセンターでウナギをかけて勝負でもしようぜと友達たちに熱弁していたが、着いてみたら一人もおらず、拍子抜け。

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開店と同時に1番乗り。
入った瞬間に友達が「お店が傾いている!」とか言うので、
おいおい、いくら人が入ってないからって言って良いことと悪いことがだな・・・
と諭すと、経営ではなく物理的な話らしい。ああ、確かに。少し感じる。
ウナギが店の片方に寄って置いてあるんでしょ(適当)。

 

ともかく5人ともうな重を注文。
他の方のレビューだと2,300円になったりしているが、今は2,500円。
うなぎの値上がりと世の中の人手不足は歯止めがかからないが、それでも良心的な値段である。

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メニューを見ていると鰻巻玉子とか実に美味しそう。
鰻ざくって何だろうと思ったら、キュウリとあえた酢の物らしい。
鯉あらいは食べたことないけど、鯉の刺身って美味しいのかね。
鯉こくは鯉の味噌汁らしい。
こう思うとやっぱり大人のメニューばかりである。
フライドポテトとかないもの(当たり前)。

 

僕が死んだときはここで法事後の食事としてうなづくし(7,000円)手配しとくからなんてくだらないことを言っているとウナ重ができたようだ。注文後15分ぐらいかな。

 

お重はまるで宝石箱。僕からしたら宝石よりも価値がある逸品が入っているけど。

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お重を開けば小宇宙だ。そして既に俺の胃袋は宇宙状態。

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一口いただくと、ウナギが口の中でこんにちは。
タレは薄めで辛みと甘さが軽くある程度。
しかも少なめでかかっているので、ウナギの味がよく味わえる。
ウナギ自体はふっくら感は普通だけど厚みがあるし、変な油感もなく、とても食べやすい。
山椒をかければ、より一層味が引き締まる、

 

半分食べて、タレの追加を依頼。
半分はあっさり目に、残りの半分はタレを多めにかけて濃いめに食べる。
デフォルトでタレが少ないと調整できていいね。

 

この後の芋掘りはしないで、帰る?という意見も聞こえるほどに5人とも満足。
帰る頃には続々と人が入っているし、並んでいた。
お店が傾くどころか、大繁盛の理由が分かる逸品。

 

ちなみにその後、いっちょホームランでも打ちますかと、
バッティングセンターに行ったら、110km/hでも空振りしまくりワロリンヌ。
来年のドラフトを目指して、美味しいウナギでもっと精をつけよう。