クリスマスデートを満点で飾れた白山のイタリアン(トラットリア ダディーニ/イタリアン/文京区白山)
ビブグルマンは伊達じゃなかった!
クリスマスデートをしくることはできない・・・
クリスマスは何食べたい?と聞く僕。
やさお。
ミシュランに載っている店がいいと答える彼女。
鬼。
ぎゅうにゅ・・・財布に相談だ。
うん、ミシュランは無理だから、
間を取ってビブグルマンにしよう!
ええ・・・百歩譲って許してやるけど、洋食で探せよ。
ははー、お代官様。
本音で言えばミシュランとか
ビブグルマンとかの前に、
自分の感性・舌を信じろよな!
と言ってやりたかったが
そんなことを言ったら打ち首なので、
大人しくお店探しに奔走。
白山のイタリアンにすることに。
何店舗か提案し、
最後に了承されたのがこちらのお店。
2019ビブグルマンらしく白山にある。
白山というと、
商店街と住宅街のイメージで、
なかなか用事もなく、
訪れたのは人生で2回目。
白山への1回目の用事であった
「ラーメン荘 夢を語れ」を
さらに突き進んだところにお店を構えていた。
どれもレベルが高いコース料理
予約時に
当日はクリスマスコースしかやってない、
とのことだったので、
コースが始まるとともに、
スパークリングで乾杯。
スパークリングはお手頃だったが、
なかなか美味しく、
彼女は感動していた。
つかみから素晴らC。
まずはカツオのカルパッチョ。
藁で炙ったものを
カルパッチョにするのだから、
前菜から手間をかけている。
和洋折衷の初めての味わい。
次は白イカと空豆のスープ。
空豆が入ってるスープかと思いきや、
空豆が溶けて入っているスープに驚き。
空豆って後味に少し苦みがあるのが、
どうにも苦手で、どうかなと思ったけど、
苦みが一切なく、空豆のいい風味とイカがとてもマッチしていた。
次は甘鯛のソテーとリゾット添え。
甘鯛はわざと鱗を残しており、その食感も楽しめる。
彼女は甘鯛が気に入っていたが、
僕はそれよりもリゾットの美味しさに気を取られていた。
次のパスタはタリアッテレの猪のラグー。
写真撮り忘れた笑
あんまり思い出せないが、
ミートソース感が・・・
やっぱり思い出せない。
普通だったということでどうぞ。
そのかわり付け合わせのパンの写真どうぞ。
メインは牛の炭火焼き。
とても分厚い赤身肉だが柔らかくジューシー。
変に脂身ある肉よりも全然好み。
これが一番美味しかった。
かなりお腹いっぱいだったけど、全然関係なく食べられた。
デザートはピスタチオのフランとホワイトチョコのジェラート。
フランって何?雑貨屋?と彼女に聞くと、
あんたバカぁ?って
言いたげな顔をしながら、
「クリームが入ったタルト生地のパイ」
と返された。
彼女とのシンクロ率は0%になった。
ともかくホワイトチョコのジェラートは、
変な甘さがなくてグッド。
フランは中のピスタチオが濃厚も濃厚。
だけどくどくない。
彼女はフランが、
今日の料理で一番だったようで、
いたく気に入っていた。
食後のエスプレッソは1口サイズのプリンと一緒に。
エスプレッソの苦みと
プリンのほどよい甘みが酔い冷ましにちょうどよい。
大成功のクリスマスデートとなった
始めはビブグルマン?
化学調味料に毒された僕の舌よりも信頼できるのか?
と懐疑的だったが、
結果的には彼女以上に僕が満足。
たまには彼女の言うことも聞いてみるものである。
ただ、クリスマスコースは平時より高く、
結果として一人一万円を越えたので、安くはない。
今度は普通の日にアラカルトでディナーを堪能してみたい。