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居酒屋とラーメン(二郎)が多めの雑記ブログ

東京で味わう真の札幌味噌ラーメン(大島/味噌ラーメン/江戸川区船堀)

僕は味噌ラーメンが好きだ。
それも札幌に三年住んでいたせいで、
いわゆる「純連」「すみれ」系統の「純すみ系」がこの上なく好きだ。
「純連」「すみれ」「けやき」「味の三平」「彩味」「雪風」「狼スープ」「白樺山荘」「空」「信玄」「喜来登」「一粒庵」「銀波露」・・・
人間が呼吸をするかのように、当たり前のこととして味噌ラーメンをいつも食べていた。
あのときの僕の体内の水分は味噌汁みたいになっていただろう。

 

僕にとっては、人間の3大欲求に味噌ラーメン欲も加えて、4大欲求と言える。
そんな僕が東京に帰ってきて、発作的に味噌ラーメンを食べたくなるも、その欲望のはけ口はどこにも見つからなかった。
池袋「花田」も京橋「ど・みそ」もイマイチ口に合わなかった。
水道橋「品川甚作本店」にいたっては、すみれ監修といいつつ、
はっきり言って・・・はっきり言えない。

 

とにかく味噌ラーメンがどうしても食べたくなり、
すみれが暖簾分けしているこちらの店に伺うことに。
まあお店自体はずっと前から知っていたが、船堀が遠すぎて、重い腰が上がらなかっただけなんだけど。
しかも結局友達に誘われて行くという。味噌ラーメン欲とか生意気言ってすみません。

当日はゴールデンタイムの土曜日12時に着くと、
小雨の中、10人ぐらいは並んでいた。
暖簾のすみれの文字をみて、否が応でも期待が高まる。

 

30分ぐらいで入店。
40分ぐらいで着丼。

 

スープの表面の油に湯気が閉じ込められ、湯気が出ない感じ。
そこに香るショウガの匂い。
麺をすくえば縮れた森住製麺
一口スープを飲めば、熱すぎて速攻やけど。
やけどまで含めて、ああ王道の札幌味噌ラーメン。

王道の中の王道だけど、濃厚ながら味のバランスが取れていてすごく美味しい。
ぶっちゃけ上に羅列した中だと、「けやき」「狼スープ」の次に好きだった。

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味噌ラーメン欲を満たしたくなったらここにまた絶対来よう。
我が家から船堀は、果てしなく、地球の裏側のように遠いが、そう思わせるとても素敵な味噌ラーメン屋さんだった。

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