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居酒屋とラーメン(二郎)が多めの雑記ブログ

関東三大祭りの一つ、川越祭りに行ってきたよ!

小さい頃にはみんな地元の神社の夏祭りにでかけたと思う。
リンゴ飴とか、かき氷に焼きそば、フランクフルトを食べたり、金魚すくいに興じたり。
僕は金魚すくいよりスーパーボールすくいをよくやった。
スーパーボールを家に持って帰って弾ませていると、母親が準備していた夕飯の味噌汁に入ってしまい、怒られたものだ。

 

祭りと言えばこんな思い出がそれぞれにあると思うが、僕にとってお祭りは秋にもあった。
川越が誇る祭り「川越祭り」である。
蔵造りの町並みを、人形や提灯に装飾品できれいにあしらわれた山車が通る。
そんな山車が二台揃えば、「曳っかわせ」と言って、お互いに激しく祭囃子を鳴らし、
その音に合わせて山車の上でひょっとこや狐の仮面を着けた演者が踊っている。
詳しくはwikiでどうぞ。

川越氷川祭 - Wikipedia


小さい頃からこんなお祭りを堪能していたからこんなに感性豊かに育った・・・
わけもなく、小さい頃から友達と川越祭りに行けば、山車なんかに興味はなく、
もっぱら本川越駅前で、祭り飯を食べては、友達とだべっていた。
山車をダシに使っても子供心には響かず、それよりも出汁が効いた食べ物ばかり食べていたのだ。(無理矢理)
全く芸術心のない子供だったから、中学生の時に音楽も美術も常に「3」だったのだろう。(1とか2ではない!!)

というわけで風流が分かることが求められる30歳を目前にして、
地元の大祭をきちんと堪能しようと、前日の結婚式で二日酔いの中、行ってきたよ!
(結婚式の記事は下記)

 

当日は川越駅に2時ぐらいに到着。
川越祭りマップにはクレアモールは混雑と書いてあるが、
クレアモールを歩かなければ川越は始まらない!と彼女を連れて歩く。
クレアモールの入り口につけば、人がゴミのようだ・・・(私の名前は、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ)。

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でも退かぬ!媚びぬ!省みぬ!が信条の僕はここを突っ切るしかないんだ!と突撃。
ええ、ここを抜けるまでに普段の5倍は時間がかかりました。
途中で、川越の三越伊勢丹と呼ばれる(呼ばれない)マルヒロを彼女に紹介したら、
鼻で笑われたので、こやつは全川越市民を敵にまわした。
屋上のわんぱくランドに絶対に連れて行かないからな。

 

イトーヨーカドーが昔あった場所(いつの間に無くなったんだ)の横の小道を通って
本川越駅の方へ。
あ~相変わらず屋台死ぬほどあるなあと、懐かしむ。

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喜多方ラーメンバーガーとか変わり種も多かったが、王道のたこ焼きを一つ買ってみる。
小中学生の時にはその辺の縁石に座って食べたもんだが、彼女もいるので、
なんとかベンチに座ってほおばる。なんでお祭りの食べ物ってこんなに美味しいのだろう。

腹ごしらえもすんで、いよいよ山車を観に連雀町方面を真っ直ぐ、蔵造りの町並み方面へ。

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お~山車がたくさん!スライムとかコラッタのように出現する。
いいねえ早速「曳っかわせ」もやっている。

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横のお母さんが「曳っかわせ」を子供に「激しく囃子をならして、相手の囃子につられてしまったほうが、負けなのよ」と
説明していたが、そりゃあwikiに嘘だと書いてあるぞ・・・
急に話に入っていって「それは嘘です」とも当然言えないので、子供はそれを信じていた。
もし子供が学校で話して、それを嘘だと言われていじめられて、不登校になってしまい、
家族の中はうまくいかず、最終的に一家離散になったらどうしよう、、、
と思いつつ何も言えなかった。人一人救えない僕は、世界も救えないんだろうな。

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その後は蔵造りの街並みや時の鐘と共演する山車を眺める。
仲町の交差点のところは東西線なみに混んでいて死ぬかと思った。
しかも身動きがとれない上に、前にガタイのいい観光であろう外国人が立ったせいで、何も見えなかった。
あ~あ~目がぁ~目がぁ~ぁ~。(私の名前は、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ

 

本当は夜に提灯で照らされた綺麗な山車を見せたかったけど、
帰りの電車が激混みになるし、夜から池袋で焼き肉を予約していたから
始発がある川越市駅から帰ることに。(川越駅から帰るよりも空いているから絶対こっちのほうがいい)
だいたい2時から5時ぐらいまで見学したかな。
彼女は大規模なお祭りに初めて参加したようで、山車に圧倒されていた。
あと、らくがきせんべいをしたがっていた。

 

人も山車も大規模で純粋なお祭り感が溢れる川越祭り、いいもんだ。
(やっぱり神輿ではなく山車の方が大きくて迫力あって好き。)

毎年10月第3日曜日とその前日の土曜日(ただし10月14日・15日が土曜日と日曜日の場合はその両日)に行われているので、デートでも家族でもお一人でも是非行ってみてほしい。